主人: (16歳)
幼い頃に両親は他界、弟(刹那・10歳)と共に小さな村で人々に助けられながら慎ましやかな日々を送っていたが、ある日突然現れた父親の古くからの友人だと名乗る人物により、わけもわからないうちに名だたる名家・シュヘンベルグ家の養子として姉弟共に迎え入れられた。それまでの生活が災いして、口も悪けりゃ手も早い常識知らず。自分付きの執事を大いに煩わせているが、同時に鋭い観察眼の持ち主でもあり、自分たち姉弟が置かれた状況や取り巻く環境をきちんと把握した上で、その特異な状態を楽しんでやろうと企んでいる。ただでさえ怒りっぽい執事をわざと怒らせるような言動をとるので彼との仲は決してよくもないが、そこまで悪くもない。主従関係というよりはどちらかというと “共犯者” 的な匂いを漂わせており、特に社交界などにおいて自分と同格、もしくはより上辺の人間に対する場でそれぞれの目標を達するための知略をめぐらしている。が、いかんせん緊張感が長続きしないので、屋敷の中では突拍子もないことを突拍子もなくやってのけるクラッシャーとして認識されている。歳が少し離れていることや、それまで親代わりとして面倒を見てきたこともあって、軽いブラコンである・・・と彼女自身は思っているが、周囲から見れば十分重症。弟のほうも徐々にシスコンの気を見せ始めており、確実に影響を受けていると思われる。
執事:ティエリア (16歳)
シュヘンベルグ家に仕える非常に有能な執事。同い年であるという理由により、右も左も分からないの執事兼教育係を命じられる。初対面時に女と間違われ、「あれ、ムネないの?」 というセクハラ極まりないセリフとともに触られた時にはぶん殴ってやろうかと本気で思ったが、マスター(イオリア・シュヘンベルグ)の手前理性でどうにか封じ込み、しかしそのため恨みは日一日と積もり積もっている。破天荒な言動には非常に手を焼いているが、その下劣な行動から予想したよりはいくらかマシなオツムをしていたらしい主とは、この社交界でどれだけのし上がれるかという観点において意見が共通しており、そういった状況において抜群のコンビネーションを発揮する。後々には、常に付き従うその姿から主を指して “光”、執事を指して “影” と人々に言わしめることとなるが、屋敷にいるときはどちらかというとポジションが逆転するような感じがしなくもない。「あれでなかなか悪くないコンビなんじゃないか」 とは同僚で主の弟付きの執事(ロックオン)の評である。自分で自分の主のことをボロクソに言うのは構わないが、それを他人に言われるのはイラッとするタイプなので、星の数ほど舞い込んだ引き抜きの話はすべて蹴っている。ブラコンについては既に諦めの境地で、弟をダシに主の行動に制限を設けたりするあたり、かなり強かである。
この設定をもとに書いてみた ... Clown
お題:選択課題 カップリングパロディー 「主人と執事」 ... リライト
writing date 08.11.26 up data 08.11.27
夏人の姉御よりネタ提供をいただきました、そのうち本編?もアップします。