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世界の美しさを知る

トオルさまにネタ提供をいただいて書き始めた一連のエピソードも、これでとりあえず一区切り、なつもりですお疲れっした!お疲れっした俺!← 46話のティエリアが酒で潰れる話から延々引っ張ってきたので足掛け五話分・・いやー、書こうとしている大きなエピソードをぶつ切りにして組み立てながら文章を書くのは久しぶりだったのでいろいろ大変でした。とりあえず一話分で纏めつつ、大体これでこういう話を書いてー次でこうしてー、とか考えるの久しぶりだったんだもーん!でもおかげでじっくりじっくりガキんちょ二人が右往左往してる様子を書けたので楽しかったです。寝惚けたティエリアさまにちゅーされて大喧嘩、後の仲直り・・というのも考えたのですが、あのヒロインがそれで怒り出すかというと想像しきれなかったので、こんな流れに・・というか、現段階でのこういう行為にあまり大きな意味を持たせたくなかったという私的な考えを反映させていただきました。どっちかというと、あのあとこいつらがどんな風に向き合うのかとか、どう折り合いをつけるのかとか、そっちのほうに重点をおきたかった。10センチ先が真っ白で何にも見えないけどこの先どうにか二人がしっぽりまとまったら、そこで勝手にイチャイチャしてくれればいい(・・するとも、思えないけど)。あの子のほうから(うっすらとでも)矢印が出てるものを書くのは多分初めてで、だから放っておくとティエリアばっかり動かそうとしてしまうのを自重して、あの子を動かすことを意識しながら書きました。それがあの子自身のためだとしても、ああいう風に動くことがひとつのターニングポイントになればいいと思います、もちろんティエリアにしてみてもこれが何かのきっかけになればなァと思っていますが今はまだアイハブノープランなんだぜ☆ やー・・それにしても私、電話越しとか扉越しとか好きだなオイ、趣味もろバレじゃね?思考回路が一世代前の少女マンガでごめんなさい、顔は見えないんだけどなんかわかる みたいな光景にキュンキュンするのは私だけじゃないって信じてる。あんなやりとりしておいて付き合ってないって、じゃあお前らどうなったらいいんだよって私が思ってるんですが←、あの子ら二人(とアレルヤ、刹那)以外はみんなそう思ってるんじゃないかと思うんで、これからは結構堂々とそういうやり取り書いていけたらいいなーと目論んでいます。なんだろ、「あーもー無意識ってやだやだ」 みたいな(どんなだ)。ご覧くださった皆様が、これをどう捉えられたか・・ご意見ご感想、お待ちしています!(081030)

052

眠る森の中で

・・・あの一連のエピソードのあとは、ティエリアとあの子の二人だけじゃなく、誰かしらマイスターズを介入させた馬鹿馬鹿しい話をやろうと決めていたんだ・・馬鹿馬鹿しくなりすぎたかもしれないと、ちょっと後悔している← カラフル的ハレルヤはたぶん、ものっそい上等な女の人たちとお互いに後腐れなくお付き合いしてるから、最後のジュースをズゾゾゾゾって音を立てて啜ったり、かつストローを口にくわえたまま 「んあ、なに?」 とか言うあの子は、ハレルヤにとってほとんど未知の生命体なんじゃないかなぁと思います(ヒロインの扱いがひどすぎる気がしないこともない)。そんなハレルヤに介入してもらいつつ、抜群の機動性を見せたティエリア様を追いかけることが今回の目的でした。あの子やティエリアの視点で書くと、なんだか見方がものすごく偏るのでこういう所で吐き出させていただいているんですが、ハレルヤとかだと本文の中でほとんど代弁してくれるので非常に楽チンです。申し訳ない気持ちになることは否定しない。とにかく、ある一段落に砂糖の二百倍の甘味があるアスパルテームを注ぎ込むのに精魂込めました。でもそこでどっちの名前も使えないヘタレでごめんなさい、猫と飼い主という暗喩でギリギリ一杯でした・・・・でもこれ、案外その暗喩使うからよりいっそうデロデロになったのかもしれないと自己援護。ラストの一段落については次の更新分で。よっぽどセーラー服にしようかとも思いましたがとりあえず自重しました、残念だというご意見お待ちしています←(081103)

053

噛み合いクラッチ

美少女を男前に書ければいいなーと思いながら書き始めたのが今作になります。男前に書きたいなーと思いたったはずなのに、どうして対応がドS仕様なんだろう・・・まさかここにきてあの子の口に紙くず捻じ込むとは思いもよらなかった(書いたの誰だよ)。でもまぁ、あんなふざけたことティエリア様に要求して、あれだけで済んだんだから儲けもんだと思います、わたしティエリア様のこと一体なんだと思ってるんですかね。第一はとにかく、いつも通りのふざけたあの子に振り回されるティエリアの様子を面白おかしく綴ることを目的に、けれどなんとなーく、前よりも歯車が噛みあっている様子が伝えられたらいいなぁと思います。どことなく空回りしていた感じのあるティエリアですが、あの子の歯車と一緒に回り始めた感じを出したかった。・・・・んー、というかまぁ、書いている人間の贔屓目も込みで、別にヒロインとティエリアの歯車がまったく噛みあってなかったかといえばそんなことはなく、ただ回るスピードがいまいち違ったもんだから、がっちりはまることもあれば互いに空回りすることもあったんじゃないかなぁと捉えています。だんだん同じスピードになってきたことが、ティエリアの 「アレルヤを巻き込んだのは、」 というセリフに繋がるんじゃないかなーと・・そしてそれがティエリアのセリフに対するあの子の反応にも繋がるんだと思っています。こういう曲解ができることこそが連載なり長編の強みですよね、ご覧くださった方がそれぞれ独自の解釈をしてくだされば嬉しい限りです。(081106)

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気侭な猫の気の向くまま

注目すべきは執筆日です、10月26日に書き終わってたんだぜ今日もう11月9日だけど!一応ハロウィンには間に合ってたんだぜ、でも書きながらアップするころには時期が外れることが目に見えてたからハロウィンって単語を使わずに書ききったんだぜ・・渡る世間にいる鬼さま、時期ハズレであちゃちゃって感じですがリクエストありがとうございましたー! スメラギさんを絡め、「トリック アンド トリート!」 を合言葉にティエリアを全力で振り回そうかとも思ったんですが、大学祭という名目でマイスターズに介入してもらったので今回は二人にスポットを当てました。結局、何かが変わったような変わっていないような、なんかよくわからん二人ではありますがまぁ落ち着くところに落ち着いたんじゃないかと。私は未だに、こいつらは何かのきっかけで関係がバラバラになったとして、それを修復するような甲斐性を持ち合わせていない二人だと思っているので、ここまで元に戻せたんなら頑張ったんじゃねぇの私、みたいな?← 作中にでてきたパンプキンケーキは、夕飯のかぼちゃレシピを探していたときに出会ったもので、「だれか作ってくんないかなー、私に誰か作ってくんないかなー」 と切実なほどに思いながら書きました、だってちょうおいしそうだったんだもん・・! 最終的にあの子はティエリアにトリックとトリートのどっちを実行したんですかねぇ・・うわ、想像つかない、だからセリフで締めたっていうね、みなさまに丸投げっていうね、・・カラフルでの常套手段です。(081109)

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秋に熟れた罪

非常に大切なことなのでここでもう一度言います・・ハレルヤが、大好きです。最初にちろっとルイス出してみました、もちろん第一期設定で(・・・)。最初は別に名前出さずにただの女友達ということで書いていたのですが、10/31のチャット会でどこぞの姉御に 「お前んとこのヒロイン、実はティエリアたち以外に友達いないロンリーなんじゃね?」 といわれたのに触発されて急遽ルイス出しました、・・ルイスは、だめだな。書いてて、すっごい切なくなる・・← もう55話ですしね、なんとなーくお分かりいただけるんじゃないかと思いますが、後半のハレルヤを書くのがひっじょーに楽しかったです、ちょうノリノリでした。ハレルヤとあの子のやり取りをどこまで殺伐とした雰囲気で書けるかに精魂込めました、いかにも空気悪い雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。あんな奴らが公園にいたら、そっちの方向にボールが飛ぶのを全力で阻止するような感じ← ハレルヤがあの子に突きつけた言葉はほとんど真理だと思います、あの子の無意識を言葉にしたらああなるんじゃないかなぁ。カラフルのハレルヤはヒロインに結構近いところで、けれどお互いに一線引いた状態で男子高校生みたいな付き合いをしているイメージ。なのでああいう鋭い言葉を本人に突きつけられるんじゃないかなーと解釈しています。ハレルヤに是非言って欲しいせりふが多すぎて、頭の中でごちゃごちゃしながら書いていたらちょっとびびって←、一本で終わるかと思いきや二本立てになったっていうね、計画性という言葉をもう一度噛み締めたほうがいいと思う・・・あと丸々一本続きます。(081115)

056

月には牙を。私に刃を。

・・カラフルのハレルヤはなんかあれですね、飴と鞭の使い分けがごっさ上手い← いつもしっちゃかめっちゃかにティエリアを振り回すあの子を、ハレルヤのペースが完全に食っちゃった感じに書くのが非常に楽しかったです。あと、ちょいちょい二人が多少乱暴なじゃれあいをするところとか。前回の分とあわせて、現段階でのハレルヤとヒロインの関係をちゃんと真正面から書けて個人的に満足しました、こいつらは私の中でこういうイメージです。総合的な意味で一番近い場所にいるティエリアとも、他のマイスターズともちょっと違う感じの立ち位置。私はこのカラフルという作品群を書く上で、こんな雰囲気・こういう流れの話を書きたいと思って書き始めるのと、こいつにこのセリフを言わせたいと思って書き始める場合と、自分のこれまでを振り返るとどうも大きく分けてふたつの動機があるっぽいんですが、今回はかなり後者が強かったです。「で? お前はあの眼鏡のこと 〜」 からの二人のセリフは、書き始める前から細かく頭の中に付箋で貼ってあって、これを順番立ててどこで出していくかでぐるぐるした結果、前回と同様に尻に火がつくのが遅くなったっていうね、書きたいことが明確に決まっていると、それを書き始めるのにはいつも 「・・よし、書くぞ!」 という思い切りが必要になるチキンです← 特にハレルヤのセリフには気を使いまくりました、ドスドス心に刺さってくだされば嬉しいです。現状がよければそれ以上のことを理性の上ではあまり求めていないらしいアホの子、「ぜーたくだなお前、半分寄越せ!」 というセリフと共に後ろ頭を引っぱたいてやりたい、主に私が← ・・・・・・気付いたか、前回のと今回のあわせてただの一度だって 「ティエリア」 の名前が出てこなかったんだぜ・・!(081120)

057

メリクリウスの器

前回、前々回とヒロインパートが続いたので今度はティエリア、最近ご無沙汰していた兄貴とセットで。・・うーん、やっぱりカラフルの兄貴はビンボークジを引かされるというか自分からガンガン引きにいくというか・・・もっと飄々としたロックオンを書きたいんですが、そうなると残念ながらカラフル全体に重石がいなくなってふわっふわするという・・ご、ごめん兄貴・・・。でもこれ、結局何があったのかをティエリアがちゃんと口にしていないので、ティエリアとロックオンのあいだで認識の相違が生まれそうですねアッハッハ。なんかティエリアの言い回しが大袈裟すぎるかな、と思わなくもなかったんですが他に言葉が思い浮かばなかった・・ケッコンしそうないきおいだなおい、とものっそい他人事に思ったりなんかしちゃったりして← でもそうやって途中までは真面目に話を進められたのに、最後の最後ではっちゃけるという・・でもどこかで織り込んでおきたいエピソードのひとつとして、大学祭の話を書いたときから頭に付箋で貼ってあって、吐き出すタイミングがここだったってだけなんですよぅ、前からこそこそ考えていた話なんですよぅ、ただどうしてここだったんだと思わなくもない。しかもロックオン写真買っちゃったし・・あんたんとこせっちゃんのおかげで生活ちょっとカツカツなんじゃなかったっけ?でも多分、写真を落としたのはわざとだと思う(ニヤリ)。写真に収められている二人の様子を描写するのが、こっそり楽しかったです。(081122)

058

灰空と偽り

これより少しの間、ヴェノムさまよりいただきましたネタ提供を元にお送りさせていただきます。「序」 の部分からこれだけ元ネタとかけ離れていれば結末がどうなることやら先が思いやられるってもんですが、ご了承いただければ幸いです。さて、思わぬ行動にでたティエリアさまですが、あの場面で彼の心情を描かなかったのはわざとです。ティエリアの目から見たヒロインの様子はある程度詳しく描写し、あとは放り出してヒロインの視点にバトンタッチしました。んー、ティエリアの内心をろくすっぽ書かなかったというか、私が 書けなかった のは、多分ティエリア自身なんで自分がこういう行動にでているのかちゃんと飲み込んでないせいだと思います。彼は真実 「無いよりはマシだろう」 って思っていて、そのほかのことなんて歯牙にもかけていない、なにかあるとも思っていない。もうすぐ60話に到達しようとしているのに、私の中のカラフル的ティエリア様はいまだにこんなイメージです・・・ただ、以前であればティエリアさまが雨の中わざわざ声をかけたりするとは思えないし、あの子も彼のところに走っていくとは思えない、よもや上着を貸し与えるとは思えないし、それを申し訳なさそうに借りるとも思えないのがあの子たちなので、私がここまでちまちま積み上げてきたのは現状における彼らの 妥協 や 黙認 なんだと思います・・・・・・うーわ、我ながらなんてスケールのちっさい・・。でもまぁ、書いている人間の意図は少なからずあるにせよ、飲み込んで噛み砕くのはみなさまなのでそれぞれに解釈してくだされば嬉しいです、はい。(081124)

059

オペラ座の灰塵

今回ビンボークジを引かされたのはアレルヤでした、彼はあれだね、一番いいポジションから物事を傍観しているか、最低なポジションでごたごたに巻き込まれるかのどちらかになる← こういうとき、ロックオンならもっと上手に立ち回れると思うので、上手に立ち回れなさそうなアレルヤに出演を依頼したのですが、思ったよりもティエリアとヒロインの空気が悪くなって誰がビックリしたって私がビックリしました。アレルヤ、本当に申し訳ない・・本編でも時々空気になりそうになるのに、こんなところで空気になることを願わせて本当にごめん。ティエリアの体調管理に関しては、「任務に支障があるから」 体調を崩さないようにきっちり 管理 しているのであって、こんな平和ボケした世界では足枷がないぶんとことんズボラそうな、それこそ無関心なイメージ。それをロックオンとアレルヤの二人が遠巻きに心配している図はデフォルトです、・・こういうのほほんとしたマイスターズを書けて大変満足していますが、きっとこれを人は自己満足というのだと思う← 終盤でアレルヤに自己暗示をかけさせるほどぴりぴりした空気を撒き散らしたふたりの子どもですが、・・・・・・・そんなふたりを書くのがめっさ楽しかったなんて・・! こういう場面に出くわしたとき、後でにこにこしながら兄貴たちに喋るのがアレルヤで、兄貴やハレルヤなら重々しいため息をつきつつスルー、刹那は 「どうだった?」 と問われて初めて口にする、というのがカラフル的マイスターズのイメージ。真ん中の二人が不憫でならない。(081129)

060

まだあたたかい灰を食む

・・なんていうか、その、ヴェノムさまからいただいたリクエスト内容から全力でかけ離れた挙句、最終的に展開がまったく逆になるという暴挙をやらかしまして・・本当に申し訳ないです、スライディング土下座で陳謝させていただきます。くどくどと言い訳をさせていただきますと、一番最初のエピソード部分にあたる58話を書き始めるときに考えた流れを、今回の分を書き始めるにあたってもうちょっと深く再考したら、あの子にティエリアを怒る資格なんてどこにもないんじゃないかという衝撃の事実に思い当たりまして、ええ・・それでぎゃんぎゃん怒られたらそりゃティエリアだって怒るよねっていう。大体あの子、風邪引いて看病させたとき 「めーわくかけてごめん」 とは思ったけど、「心配させて」 ということに対する自省というか、感謝みたいなものをちゃんとしてませんからね、そりゃーティエリアだって怒りますよ、怒って当然ですよ、・・なんていうかほんとごめんなさい。正直私としては、「どうしてこんなに腹が立つのか」 というところを少しでも考えてほしかったんですが、それ以前に放り出した課題を回収することで精一杯でした、終盤でいきなり話のメインが 「風邪を引いたティエリアさま」 から完全にシフトするという大惨事、でもこうしなかったほうが悲惨なことになっていたような気がするので、後悔はしていません。後悔するべきは、一連のエピソードの決着をどうつけるのかをあまり考えずに書き出した私の見切り発車です、喉もと過ぎれば熱さ忘れる っていう先人の言葉は確かに正しい、だってもうそんなんばっか← 風邪でダウンしているティエリアさまは犯罪的に麗しいだろうとにやにやしながら書いた前半、ありえんくらい楽しかったです。(081202)

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